バイオペリン®

香辛料としておなじみのコショウは、「スパイスの王様」として世界中で愛用されています。

新鮮であるほど食べたときに体が温まる感覚が強いと言われ、その独特の辛さやポカポカ感は、コショウに含まれるピペリンという成分によるものです。

バイオペリン®は黒コショウ(Piper nigrum)の果実より、ピペリン95%以上で規格化された抽出物です。バイオペリン®には、同時に摂取した栄養素のバイオアベイラビリティを向上させる作用があり、その効果は動物実験および臨床試験で実証されてきました。そのため、20年以上にわたって様々な栄養素との組み合わせでご愛用頂いております。

黒コショウの伝統的な利用

黒コショウは世界で最も広く利用されるスパイスのひとつです。また、保存料としての利用や伝統医学でも用いられてきました。アーユルヴェーダにおいても、黒コショウは様々な処方に用いられる、「3大ハーブ」の一つとされています。
「Handbook of Domestic Medicines and Common Ayurvedic Remedies」に収載されている370の処方のうち、210において「トリカツ」(「3つの辛味」の意)ないし個々の原料(黒コショウ、ヒハツ、ショウガ等)が含まれています。アーユルヴェーダではカッパ・ヴァータ・ピッタと呼ばれる3つのドーシャ(自然法則から導かれた生命原理)によって体が支えられていると考えられています。人はこれらドーシャを全て持っていますが、そのバランスは個人によって偏りが あります。「トリカツ」は、カッパ・ヴァータ・ピッタのバランスを回復させる主な素材として伝えられています。